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いとしめぐしの檻にゐる
肉慾には空虚なみどり
花かんむりの痣と枷
誘きよせた熱幻のとなり
吐息のうわごと染みた深窓
交わした果実も由にならない
これが果てでないからさびしい
互いの孤独は八重に咲く
うつろの野墓は季節を知らず
あとかた離るしんしんと
焔性の不稔花握る
永久も玻璃も苦い
血縁なし
羅刹も笑わぬ
空言へ返る
廃園を眺む
朔に終りを考へてゐる
不幸の國に従ひて
罪ごと愛していたのだろうか
ゆめまぼろしの永に尊き

Note

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